メンタルヘルス

精神科に行きにくい理由【この3パターンを理解すれば受診できる】

2021年4月14日

https://warajinohakikata.com

こんにちは、わらはき です。

あなたは、のどの痛みや鼻水、熱っぽさがあるとき、どうしますか?

そう、ベンザブロックですよね!

あなた〜の風邪に、狙いを決〜めて♪

だるくま

でも、症状によっては内科を受診すると思います笑

「風邪かな〜」と思ったら、内科を受診。

これって当たり前ですよね。

でも、「なんだか気持ちが落ちこむな〜」と思ったら、精神科を受診。

これが当たり前にできない人、けっこう多いようです。

わらはき

じつは私も、精神科になかなか行けませんでした。

この記事では、なぜ精神科は行きづらいのか、3つのパターン別に解説します。

「よくわからないけど、なんだかつらいなあ」、「このモヤモヤをどうにかしたいなあ」

と感じているあなたが記事を読んで、

「精神科、ちょっと受診してみようかな」と思ってもらえれば嬉しいです。

迷うくらいなら、サクッと受診しちゃいましょう!

記事を書いている人
市役所に10年間勤めた元公務員。
うち4年間、生活保護担当として、精神疾患者の精神科受診に同行したり、精神科の閉鎖病棟に入院する方との面談なども行っていました。
その後、公務員10年目に自身がメンタルダウンで休職。今度は自分のために精神科を受診し、適応障害の肩書を取得。
現在は、自宅でブログを書いて生活しています。

精神科に行きづらいのは、必要性を理解できていないから

1つ目は、「自分は精神科に行くほどではない」と思っているパターンです。

じつは私も、完全にこのパターンに当てはまっていました。

風邪であれば、咳やくしゃみなどの症状が現れるため、受診が必要だと考えますし、周りからも

受診や休養を勧められるでしょう。

しかし、精神的なつらさや気持ちの落ちこみでは、そうはいきません。

自分では「周りも頑張っているし、まだ大丈夫」と考えてしまい、周りから見ても変化を感じとりにくいためです。

私の場合、この状態が続いたことで、ある日突然身体が動かなくなってしまいました。

結局、はっきりと症状に現れてから精神科を受診したため、治療も長引き、本当に後悔しました。

「病は気から」の本質

「病は気から」ということわざは、病気は気持ちしだいで良くも悪くもなるという意味で使われます。

このことわざの本質は、気持ちが良くない状態が続けば、病気として症状が現れるということです。

「自分の体は自分が一番わかっている」という人もいるでしょう。

それでも、あなたは医者じゃありません。

自分自身に受診の必要性があるかないかは、精神科医に判断してもらいましょう。

精神科に行きづらいのは、そもそも知らないから

2つ目は、「そもそもよく知らないから行きづらい」と思っているパターンです。

あなたは精神科と聞いて、どんなイメージがわきますか?

「精神的に安定しない人が行く場所」とか「閉鎖病棟もあって、何だか怖いイメージ」など、

ネガティブなイメージではないでしょうか。

しかし精神科は、生活の不安、学校や仕事上の悩みなどについて診てくれるところです。

不安や悩みって、生きていれば誰でも経験するものですよね?

そう考えると、精神科は誰しもが受診する可能性のある場所とも言えます。

治療方法もいろいろある

また、精神科と一口に言っても、様々な治療方法があります。

睡眠薬や精神安定剤などの薬物療法もあれば、漢方薬を用いた漢方療法、カウンセリング療法

など、いろんなアプローチがあります。

この中から、自分にあっているものを見つけることで、精神科へのネガティブなイメージも変わってきます。

近所の精神科から調べてみるのもいいでしょう。

精神科に行きづらいのは、「治る」が想像できないから

物思いにふける男性

3つ目は、「いつまで行けばいいかわからない」というパターンです。

風邪だと「治った」がはっきりわかりますが、心の病気はそれがわかりにくいです。

このため、「一度行くと受診し続ける必要がある」と思い、行きづらいと感じる人がいます。

これに関しては、結局はあなたが「治った」と思うかどうかが一番大事です。

ただ、良くも悪くも、不安や悩みを感じたあなたは、その前のあなたには戻れません。

どれだけ「もう治った」と思っても、不安や悩みの記憶は残ります。

それなら、精神科を受診することで、その記憶とうまく付き合っていく方法を得たほうが前向きではないでしょうか。

自分の困りごとに対し、精神科を活用することで、上手く対処しましょう。

まとめ

精神科に行きづらいのは・・・

 ・必要性を理解していない ←必要かどうか悩む前に、専門家(精神科医)に話してみよう。

 ・そもそも知らない ←精神科は、生活をしていれば誰しも関わる可能性があるところ。

 ・「治る」が想像できない ←不安や悩みは完全には消えない。精神科を活用して、上手く対処しよう。

わらはき から最後に一言

精神科を受診するって、経験がないとちょっと気後れしてしまいますよね。

私もそうでした。

でも、実際は内科受診と同じようなものです。

心が疲れている人は、一度受診してみてくださいね。

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