メンタルヘルス

【たった3分で効果的】つぼをトントン『タッピング療法』とは

2021年5月10日

https://warajinohakikata.com

仕事、家庭、人間関係など、何かとストレスの多い毎日・・・

「最近疲れやすいなぁ。ゆっくりしたいけどそんな時間ないし、かといって薬とかも飲みたくないし。なにか簡単に落ち着ける方法ってないかなぁ・・・」

こんなお悩みをもつあなたに、「タッピング」を紹介します。

タッピングは、あなたの心を落ち着けてくれます。

すぐにできるので、騙されたと思ってやってみてください。

自分自身をコントロールする方法を知っておくことは、あなたの生きやすさにつながりますよ。

わらはき

わたしも初めて教えてもらったとき、正直「なんだコレ?何させられてるんだ??」って思いました笑

しかし、タッピングした箇所から体がポカポカし、気持ちも少しずつ落ち着くように感じました。

今では、気持ちを切り替えたり、リラックスしたいときなど、日常生活にタッピングを取り入れています。

記事を書いている人
市役所に10年間勤めた元公務員。
うち4年間、生活保護担当として、精神疾患者の精神科受診に同行したり、精神科の閉鎖病棟に入院する方との面談なども行っていました。
その後、公務員10年目に自身がメンタルダウンで休職。今度は自分のために精神科を受診し、適応障害の肩書を取得。
現在は、自宅でブログを書いて生活しています。

タッピングの基本動作

右手の人差し指と中指を伸ばして揃え、その2本指で体のいろんなツボをトントンとたたくだけです。

ちょうどピースサインのときの人差し指と中指をくっつけるイメージです。

たたく力は軽くでかまいませんが、2本指でたたくことが大切です。

体の左右にあるポイントは、片方だけタッピングすればOKです。

ちなみに、WHO(世界保健機関)も、ツボを刺激することで心身の不調が改善することを認めています。

「不安なとき」に効果的なタッピング

①胸上部の筋肉が盛り上がっているところ(圧痛領域という)をさする

②眉頭→閉じた目→わき→さこつ の順番で5回ずつタッピング

③手の甲の小指と薬指の骨の間(ガミュートという)を5回タッピングしながら、以下のそれぞれの動作を行う。

目を閉じる→目を開ける→目だけで右下を見る→目だけで左下を見る→目を時計回りに1回転させる→目を反時計回りに1回転させる

ハミング(気持ちが落ち着く好きな曲でOK)→1から5まで数える→ハミング

④眉頭→閉じた目→わき→さこつ の順番で5回ずつタッピング

⑤ガミュートをタッピングしながら、目だけで床から天井まで10秒かけてゆっくり見る

「自分を責めてしまうとき」に効果的なタッピング

①圧痛領域をさする

②人差し指→さこつ の順番で5回ずつタッピング

③手の甲の小指と薬指の骨の間(ガミュートという)を5回タッピングしながら、以下のそれぞれの動作を行う。

目を閉じる→目を開ける→目だけで右下を見る→目だけで左下を見る→目を時計回りに1回転させる→目を反時計回りに1回転させる

ハミング(気持ちが落ち着く好きな曲でOK)→1から5まで数える→ハミング

④人差し指→さこつ の順番で5回ずつタッピング

⑤ガミュートをタッピングしながら、目だけで床から天井まで10秒かけてゆっくり見る

「怒り、イライラするとき」に効果的なタッピング

①圧痛領域をさする

②小指→さこつ の順番で5回ずつタッピング

③手の甲の小指と薬指の骨の間(ガミュートという)を5回タッピングしながら、以下のそれぞれの動作を行う。

目を閉じる→目を開ける→目だけで右下を見る→目だけで左下を見る→目を時計回りに1回転させる→目を反時計回りに1回転させる

ハミング(気持ちが落ち着く好きな曲でOK)→1から5まで数える→ハミング

④小指→さこつ の順番で5回ずつタッピング

⑤ガミュートをタッピングしながら、目だけで床から天井まで10秒かけてゆっくり見る

「体が痛い、こっているとき」に効果的なタッピング

①圧痛領域をさする

②ガミュートを50回タッピング→さこつを5回タッピング

③手の甲の小指と薬指の骨の間(ガミュートという)を5回タッピングしながら、以下のそれぞれの動作を行う。

目を閉じる→目を開ける→目だけで右下を見る→目だけで左下を見る→目を時計回りに1回転させる→目を反時計回りに1回転させる

ハミング(気持ちが落ち着く好きな曲でOK)→1から5まで数える→ハミング

④ガミュートを50回タッピング→さこつを5回タッピング

⑤ガミュートをタッピングしながら、目だけで床から天井まで10秒かけてゆっくり見る

まとめ

タッピングは・・・

 ・人差し指と中指の2本指で体のツボをトントンたたくだけ

 ・不安なとき、体が痛いときなど、心身の状況に応じたやり方がある

 ・行うと、体があたたかくなって気持ちが落ちついてくる

わらはき から最後に一言

わたしは、受診した精神科医に教えてもらうまで、タッピングをまったく知りませんでした。

今では効果を実感して、日常生活にも取り入れています。

この記事を読んだあなたが、タッピングで少しでも気持ちが穏やかになることが一番ですが、

「なんかしっくりこないなぁ」と思う人もいるでしょう。

ただ、それはそれでかまわないと思っていますし、他になにか良い方法はないかなぁと探す

きっかけになれば嬉しいです。

-メンタルヘルス
-