公務員で給料は安定してるけど資産運用ってやるべきなの?
副業は禁止されているけど大丈夫?
リスクはできるだけ避けたい
こんな悩みに答えます。
はじめに結論です。
公務員は20代のうちから資産運用を始めるべきです。
あなたは資産運用と聞いてどんなイメージを持ちますか?
「リスクが怖い」
「めんどくさそう」
こんなイメージだとすれば、すごくもったいないです。
本記事では資産運用を、できるだけ低リスクで簡単に始められる方法も紹介しています。
心配性な人や30代以降の方にもお伝えしたい内容です。
ではさっそく見ていきましょう。
10年目に適応障害を発症。
現在は退職し、ブログを書いて生活しています。
公務員こそ20代で資産運用を始めるべき3つの理由
収入が安定している公務員。
それでも20代から資産運用を始めるべき理由は3つです。
公務員にもリスクはあるため
安定と言われる公務員にもリスクはあります。
具体的には、病気で仕事を辞めなければならないとき。
民間企業をやめれば失業手当がもらえますが、公務員にはありません。
また安定と言われる要因でもある給与面ですが、長期的に見ると下がっていくと予想されます。
退職金も30〜40年後にどれだけ減っているか分かりません。
公務員=安定という世間のイメージに惑わされず、若いうちからのリスク管理が大切です。
複利の力を活かすため
20代公務員の給与は少ないため、なかなか余裕がありません。
それでも「複利」の力を活かすために資産運用をオススメします。
「複利」は運用する元本についた利子に、さらに利子がつくことです。
雪だるまをイメージしてください。
最初はほんの小さな雪のかたまりが、時間をかけて転がすうちにみるみる大きくなっていきます。
これと同じことが資産運用でも起こります。
早いうちに少額からでも運用を始めることが「複利」の力を最大限に活かすことにつながります。
自己投資につながるため
資産運用を早めに始めるメリットとしてあまり知られていないことがあります。
それが「自己投資につながる」という点です。
なぜ資産運用が自己投資になるのか。
それは運用していく中で自分から勉強するようになるためです。
せっかく運用するなら上手にお金を増やしたい。
これは誰でも思うことですが、この欲があるからこそ運用の知識を増やす勉強に取り組めます。
資産運用と並行して、若いうちから自分自身のスキルを伸ばすことも可能なのです。
副業ができない公務員でも資産運用は問題ない
「資産運用はやってみたいけど、公務員は副業ができないからマズイんじゃ?」
じつはこれ、問題ありません。
資産運用は禁止されていない
そもそも公務員は資産運用を禁じられていません。
ここで知っておきたいのは「副業」と「資産運用」は別物ということです。
副業は商売などをすること、資産運用はあくまで自分の資産を運用することです。
「公務員は副業禁止だから資産運用もできない」は間違っているので気をつけましょう。
大切なのは副業が基本的に禁止されている公務員にとって、お金を増やす方法は資産運用しかないということです。
【20代の公務員にオススメ】リスクが低い資産運用の種類
20代の公務員が最初に選ぶべきなのはローリスクのものです。
その分ローリターンですが、運用できる元本が少ない20代ではハイリターンを狙うのは難しいです。
将来的にハイリターンを狙うための勉強期間と割り切りましょう。
つみたてNISA
まずオススメなのがつみたてNISAです。
つみたてNISAは投資信託を積立投資するための方法のひとつです。
投資信託は簡単に言うと、プロの投資家に運用をおまかせするやり方です。
毎月決まった額が口座から引き落とされるので、定期預金と同じように始められます。
そしてつみたてNISAを使えば、利益は20年間非課税扱いとなります。
少額で長期間の運用を考えている場合にはピッタリな方法です。
iDeCo(個人型確定拠出年金)
もうひとつはiDeCoです。
イメージとしては「自分で作りあげる年金」です。
これも投資信託などの金融商品を運用する方法になります。
毎月決まった額を積み立てることで、その利益を60歳以降に受け取れます。
公務員の退職金も将来はどうなるか分かりません。
老後にいまから備えたい人にオススメです。
まとめ
20代の公務員が資産運用を始めるべき理由は・・・
・公務員にもリスクがあるため
・複利の力を活かすため
・自己投資につながるため
公務員でも資産運用は問題ない理由は・・・
資産運用=副業ではないから(資産運用は禁じられていないから)
20代の公務員にオススメな資産運用の方法は・・・
・つみたてNISA
・iDeCo(個人型確定拠出年金)
わらはき から最後に一言
公務員だから安定という時代は終わりつつあります。
本当の意味での「安定」とは。
将来に備え、まずは小さく始めてみましょう。