「バーピーってきつそうだけど実際痩せるの？」
「食事制限とかしなくても痩せるって本当？」
こんな悩みに答えます。
最初に結論です。
バーピーそのものにはダイエット効果はありません。
ただ、痩せる可能性はあります。
理由は３つ。
①持久力がつくから
②筋力がつくから
③食欲が落ちるから
では、さっそく解説していきます。
10年目に適応障害を発症。
現在は退職し、ブログを書いて生活しています。
バーピーだけでは本当にダイエット効果がないのか
「あれだけきつそうな運動なのに、本当にダイエット効果がないの？」
そう疑問に思うかもしれません。
タバタ式バーピー
まずは、バーピーの動きを見てみましょう↓
このやり方は、「タバタトレーニング（以下、「タバタ式」と呼びます）バーピージャンプ」です。
①まずは両足を肩幅程度に開いて立つ
②そのまましゃがんで目の前の地面に手をつく
③地面を蹴って腕立て伏せのような体勢になる
④地面を蹴って②の状態に戻る
⑤一気にジャンプしながら両腕を上げる
⑥着地と同時に①の状態に戻る
これがバーピーの一連の動きです。
これを「バーピー20秒→休憩10秒」の8セット行います。
かかる時間はたったの４分間だけ。道具もいらず簡単に始められます。
動画をアップされている「柊せんせー」は、食事制限もあまりせずに３か月で11kg（70kg→59kg）痩せたそうです。
わたしも日々、この動画を見ながらバーピーを行っています。
そして、実際にわたしも１か月で３kg（63kg→60kg）痩せました。
「え、効果あるじゃん！」
わたしもそう思っていたんです。
めちゃくちゃきついし、なんせ自分が痩せたので笑
でも、実際は違うようです。
タバタ式の効果
タバタ式の生みの親である田端泉氏と筋肉博士こと山本義徳氏の対談動画です↓
動画ではバーピーに限らず、タバタ式トレーニング全般についてのお話しでした。
大事な部分をまとめると、タバタ式は
・有酸素性能力（長距離走など持久力）と無酸素性能力（中・短距離走など瞬発力）の両方を鍛えられる
・運動中、運動後の消費カロリーは120キロカロリー程度（痩せることは考えられない）
・バーピージャンプなどのダイナミックな運動だと酸素摂取量が増える
ということでした。
そもそも田端氏は、初めからダイエット効果は提唱してないのです。
「ダイエット効果がある！」と聞かれるのは、一般の人から広まった声のようです。
ただ、バーピージャンプをすることで、タバタ式本来の効果（有酸素・無酸素両方を鍛える）が得られる
ともおっしゃっていました。
バーピーだけでダイエットした人がいる理由
生みの親が、ダイエット効果が得られるとは考えられないというタバタ式。
それでも、タバタ式バーピーで痩せた人がいるのも事実です（わたしも痩せました笑）。
その理由を詳しく解説します。
持久力がつくから
まず、タバタ式本来の効果である「持久力」がつくからです。
初めてタバタ式バーピーをやった人が、３セット目の途中で吐きかけてギブアップしたそうです。
それ、わらはきのことじゃん。
その後、がんばって１か月継続しました。
すると、少しずつセット数も延び、なんとか８セット続けられるようになりました。
それでも、めっちゃ、とんでもなく、死ぬほどきついんですが。
あと、あくまで感覚的なものですが、体が軽くなりました。
バーピーをやると分かりますが、持久力が格段に上がります。
すると、日常の活動量が多くなり消費カロリーが増えます。
その結果、痩せるという流れです。
筋力がつくから
筋力についても、持久力と同じようなことがいえます。
バーピーは全身をダイナミックに使った運動なので、全身の筋肉を使います。
とくに、スクワットの動作が入るため、筋肉で一番大きい太ももの筋肉に効きます。
すると、体の筋肉量が増え、1日の基礎代謝量が上がります。
結果、痩せるということです。
食欲が落ちるから
これは、わたしの経験則です。
ただ、激しい運動をすると食欲がなくなることは科学的に証明されています。
バーピーを終えると、立ち上がれないほど息が上がります。
気分が悪く感じるほどです。
結果的にあまり食べられず摂取カロリーが減り、痩せることにつながるのではないかと思います。
まとめ
バーピージャンプは・・・
・持久力と瞬発力を同時に鍛えられる運動
・それだけで痩せることは考えられない
それでも痩せる人がいるのは・・・
・持久力が上がることで日常の活動量が増え、消費カロリーが増えるから
・筋力がつき、基礎代謝量が上がり、消費カロリーが増えるから
・そのきつさから食欲が減り、摂取カロリーが減るため。
わらはき から最後に一言
いまもタバタ式バーピーを続けています。
正直、ダイエットとしては全くオススメしません。
でも、あなたにもやり終えたときのあの達成感は感じてもらいたいです！（あのつらさも笑）
ぜひ一度チャレンジしてみてください！