QOL 〜quality of life〜

オーディオブックと本の両方を効果的に使う方法【上手に併用しよう】

2021年6月25日

https://warajinohakikata.com

「オーディオブックと本の上手な使い分けについて知りたい」

こんな悩みに答えます。

記事を書いている人
市役所に10年間勤めた元公務員。
10年目に適応障害を発症。
現在は退職し、ブログを書いて生活しています。

あなたは紙の本や電子書籍(本記事では単に「本」といいます)だけでなく、オーディオブックも使っていますか?

もしそうであれば、かなりの読書家でしょう。

わたしも併用していますが、それぞれに長所と短所があり、はじめは上手く併用できませんでした。

もちろん、作業中にオーディオブックを聴いて、自宅でくつろぐ時間には本を読むといった基本的な使い分けはしていました。

しかしそこから、さらに効率的に併用できないかな?と考え、いまは以下の3方法を取り入れて読書を効率化しています。

【オーディオブックと本の上手な併用方法】

・同じジャンルの違う2冊をそれぞれで読む

・図や表の多いものは先に本で読む

・ページ数の多いものはオーディオブックで先に読む

細かい部分ですが、オススメの方法です。

それでは、詳しく解説していきます。

オーディオブックと本の長所・短所

耳で聴くオーディオブックと目で読む本を上手に併用するためには、長所と短所の正しい理解が大切です。

それぞれ見てみましょう。

オーディオブックの長所

○オーディオブックの長所

・作業中も読書時間にできる

・倍速で聴ける

・記憶に残りやすい

オーディオブック最大の長所は、なにか作業をしている時でも耳で読書を進められる点です。

オーディオブックによって、本ではムリだった時間も読書にかけられるようになりました。

また、オーディオブックには2倍速で聴ける機能がついています。

2倍速以上の速さにできるものもあり、耳が慣れてくればかなり効率よく読書ができるようになります。

さらに、オーディオブックによる耳からの読書は、記憶に残りやすいと言われています。

たとえば日常会話で、相手の話す内容の一部が聞き取れなかった場合。

こんなとき、私達の脳は聞こえなかった部分を予想します。

そして、意味を汲み取ろうとします。

これと同じことがオーディオブックを聴くときに起こります。

そうすると、記憶に残りやすくなります。

オーディオブックの短所

○オーディオブックの短所

・ラインナップが少ない

・本に比べて出るのが遅い

・飛ばし読みができない

オーディオブックも最近はそのラインナップが増えていますが、それでも本に比べると少ないです。

特に新書などはオーディオブックになるまでに時間がかかるため、最新本を読みたい場合には向いていません。

また、飛ばし読みができないことも短所です。

本のように、全体をざっと見て気になる箇所だけを読むやり方はできません。

本の長所

○本の長所

・ペース配分が自由(理解しながら読める)

・新書がすぐ手に入る

本は自身のスピードで読み進めることができる点が大きな長所です。

最初から最初までお味ペースではなく、自分が重要と思ったり理解しにくい箇所をゆっくり

読んだり、何度も繰り返し読みしたり、自由なペースで読んでいくことができます。

また、オーディオブックに比べて新書がすぐに手に入る点も長所です。

新しく出た本は、やはり早く読みたいものです。

好きな作家の本や話題の本は、書店で購入するのが一般的です。

本の短所

○本の短所

・ながら読書ができない

本の最大の短所は、読書だけに集中しないといけなくなる点です。

「それが本来の読書というものだ!」という人もいます。

でも、内容を理解しながら他のことも同時にできるのであれば絶対そっちがいいですよね。

この点については、どうしてもオーディオブックのほうが優れています。

オーディオブックと本の上手な併用方法

それぞれの長所と短所を見てきました。

これを踏まえた効率的な併用方法について紹介します。

わたしが実際にいろいろ試して、最終的に残った3つの方法です。

同ジャンルの2冊をそれぞれで読む

まずひとつめは、ジャンルが同じ2冊について、それぞれで読む方法です。

オーディオブックと本のそれぞれで違う本を読みますが、ジャンルは同じものにします。

なぜこのような読み方をするのか。

それは、2冊お互いの相乗効果を狙うためです。

同じジャンルであれば、2冊の間には同じ主張のところもあれば、異なる箇所もでてきます。

これを自分の頭の中で整理することで、そのジャンルについてより深く理解できるようになります。

新書を本で読み、同じジャンルの新書でない本をオーディオブックで探して読むのもいいでしょう。

図表の多いものは先に本で読む

2つめは、図や表の多いものを本で読み、その後オーディオブックで聴くという方法です。

オーディオブックが図表の多いものと相性が悪い点を逆手にとった方法です。

まずは本で図表も含めて理解します。

次にオーディオブックで、図表も頭の中で思い出しながら聴いていきます。

こうすることで、図表も含めた本の内容をしっかりと記憶することができます。

ページ数の多いものは先にオーディオブックで読む

3つめは、ページ数の多いものは先にオーディオブックで聴き、その後本で読むという方法です。

ページ数が多いものでもオーディオブックの倍速機能を使って読む時間を短縮します。

その後、本で重要な部分だけ拾い読みする方法です。

これで理解が深まると同時に、読書時間を短くすることができます。

まとめ

オーディオブックの長所は・・・

・作業中も読書時間にできる

・倍速で聴ける

・記憶に残りやすい

オーディオブックの短所は・・・

・ラインナップが少ない

・本に比べて出るのが遅い

・飛ばし読みができない

本の長所は・・・

ペース配分が自由(理解しながら読める)

新書がすぐ手に入る

本の短所は・・・

・ながら読書ができない

オーディオブックと本の上手な併用方法は・・・

・同ジャンルの2冊をそれぞれで読む

・図表の多いものは先に本で読む

・ページ数の多いものは先にオーディオブックで読む

わらはき から最後に一言

それぞれ長所と短所のある本とオーディオブック。

違いを理解して併せて使うことで、より効率的な読書を目指しましょう。

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